「蕎麦鑑定士」とは、どういう人を言うのか

「蕎麦鑑定士」という名称は、初めて目にされる方も多いことでしょう。
これは、全国麺類生活衛生同業組合連合会・一般社団法人 日本麺類業団体連合会という、日本最大の麺類飲食店の団体が主管する資格認定制度です。
蕎麦について、より詳しく知っていただくことを目的に実施します。そのために48種類に及ぶ、伝統の蕎麦の味を体験していただき、それを覚えていただきます。年1回行われる「蕎麦鑑定士」認定試験に合格されると、蕎麦の研究者や大学教授などの専門家による講義を受けていただき、そのうえで資格が認定されます。
管理運営は、「蕎麦鑑定士」認定制度運営委員会が行います。

「蕎麦鑑定士」とは、一言でいうと、〈蕎麦とはどういうものであるかを、知っている人〉のことです。「蕎麦鑑定士」は、伝統的な日本の蕎麦がどういうものであるのかについて正確な知識を持ち、なおかつ蕎麦を味わってみて、その蕎麦が備えている魅力を見分けられる人のことです。
そして、多種類の蕎麦について、それぞれ味わうべきポイントを見出して、楽しむことのできる人をいいます。

せっかく、蕎麦屋さんが心を込めて作った蕎麦を味わっていただくのですから、その良さを楽しんでください。そして、蕎麦好きの仲間でもある蕎麦屋さんを応援してください。蕎麦の食文化は、作る人だけでなく、食べる人も一緒になって、守り、育て、伝えていくものです。ですから「蕎麦鑑定士」の大きな役目のひとつは、蕎麦の食文化を守ることにあるのです。