試験の採点基準について

「蕎麦鑑定士」認定試験を受験するには、「蕎麦鑑定士」養成講座の4回のテキストを、お読みいただき、その後にペーパーテストを実施。これに合格すると「蕎麦鑑定士」認定試験を受験することができます。
毎年2月~3月に実施する、「蕎麦鑑定士」認定試験では、1回の試験ごとに12種類の蕎麦を味わっていただき、最後に食味試験を行います。 その成績に、それまで行われたペーパーテストの結果、及び、提出された「食味体験レポート」の評価を合わせて、級位に相応しい知識、経験を持ち合わせているかどうかを、「蕎麦鑑定士」認定制度運営委員会が判定します。

食味の理解度についての評価は、極めて難しいものです。蕎麦の味の不安定さに加え、食べる人それぞれの個人的な好みが解答に影響しますので、「ペーパーテストで何問正解だから、何点で合格」というふうに割り切れるものではありません。
そのために、ペーパーテストと、食べ歩きのレポート、さらに12種類の蕎麦の味を体験する際の食味試験という、視点を変えた複数の試験結果を参考にして、立体的に受講生の理解度を判断するのです。

判定は、提出された「食味体験レポート」の評価と、ペーパーテスト、認定試験の結果を総合的に見て行います。
審査員である「蕎麦鑑定士」認定制度運営委員会の考え方、感覚と、どのように違っているのか、あるいは同じなのかということを見定めて、受験生の食味に対する理解度を判断し、合否を決定します。

なお、48種類の蕎麦の味を体験したからといって、48種類すべての味を利き分けなければならないということではありませんので、ご安心ください。蕎麦は先ほど記したように、食味が変化しやすい食べ物です。その現実を、この場で体験していただくことも狙いのひとつですし、蕎麦粉と水だけで作る料理なのに、ここまで幅広いバリエーションを生み出す食べ物なのだということを実感していただくことも目的のひとつです。
つまり、48種類の蕎麦を食べるのは、蕎麦というものの奥深さを知っていただくための体験授業なのだとお考えください。